
イタリアのご飯はとにかく美味しい。なかでもパルミジャーナ。このナスを使った家庭料理はお母さんから娘へと受け継がれ、マンマの数だけ作り方があると言われる。
私にとってのパルミジャーナは、私の親友の作る味。それは食材の宝庫・南イタリア、アデルフィアのノヴィエッリ家のおばあちゃんから孫に受け継がれたレシピ。
出来立ての熱々は美味しい。でも翌日少しだけ温めて食べるパルミジャーナの滋養に満ち優しさに溢れた味は地中海に降り注ぐ太陽の恩恵を一身に浴びるかのよう。まずはそれぞれの味が重層的に連なって、渦になって一つの味を創りだし、口に含んだ途端にナス、モッツアレラ、卵の味が損なわれるどころか200%になっているかのように、トマトとオリーブオイルの豊潤なソースにも負けないで立ち現れる。食がもたらすオーガズムの波に身を任せる心地よさに包まれることになる。
手間をかけさせると分かっていても食べたい料理。材料だけみると世界のほとんどの地域で作れそうだから自分で作ってもみたけれど。ナスが違う。
【材料】
米ナス 3個(日本の普通のナスだと 8-10個)、卵 3個、モッツァレラチーズ 100g強、パルミジャーノレッジャーノ(ペコリーノでも可) 50g位、モルタデッラ 適宜、玉ねぎ 1/3個位、オリーブオイル 50-60cc、小麦粉 適量、卵1-2個、揚げ油 適量、トマト裏ごし 1-2本(トマト缶の場合は最低2缶)、塩 少々、砂糖 ひとつまみ
【器具】
フライパン、小鍋、オーブン皿、油切り
【作り方】
1、なすをスライスして揚げる:ナスは皮をむいて縦に5-10mm厚さにきり、小麦粉をまぶし卵をつけて、油であげる。
2、卵を茹で縦に5-10mm厚さにきる。
3、モッツァレラとモルタデッラは小さく切っておく。
4、シンプルなトマトソースを作る:鍋にオリーブオイルと玉ねぎを入れ火にかける。オイルに香りが移ったら玉ねぎを取りだす。トマト裏ごしと塩少々を加え弱火にかける、10-20分したら砂糖ひとつまみを加え10分ほどでソースが完成。バジリコを入れてもいい。
5、オーブン投入準備:オーブン皿に、4のトマトソース→1のナス→2のゆで卵→4のトマトソース→3のモッツアレラとモルタデッラ→4のトマトソース→1のナス→削ったパルミジャーノ→トマトソースで覆う。
6、5をオーブン180-200℃で30-40分焼いたら、完成!
7、寝かせて翌日以降に温め直して食べるのが絶品!電子レンジも大丈夫。
※水分が多い日本の普通のナスの場合は、塩を振ってしばらく置いて水分を拭きとる。
※モルタデッラは日本メーカーとイタリアで買うものと全然違う、イタリア産を通販で。



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